どうも、たぬすけ(@tanusuke)です。
今回は前回につづき、こんなお題で進めます。
「ApplePencilの第一世代と第二世代、どっちを買ったらいいのか?」
結論としては、使用するiPadによって決まります。
なぜなら2種類のモデルに対応するiPadは決まっているからです。対応していないモデルを購入してしまうと使えません。
この記事では2種類のApplePencilのモデル比較とそれぞれに対応するiPadの紹介しますので、適切なペン選びをしていただけるはずです
どうぞ最後までご覧ください。
Apple Pencilとは
アップル社製のタブレット端末【ipad(アイパッド)】専用のペン型デバイスの事です。
デジタルツールでありながらリアルな紙とペンのように滑らかで自然な書き心地、インクや紙切れが無いなどのデジタルならではの使い勝手の良さが特徴です。
タブレットを操作するペンをタッチペンやスタイラスペンなどとも言いますが、ApplePencil自体が電力を必要とする装置なのでデバイスなのです。
iPad(アイパッド)専用なので、iPad(シリーズ)にしか使えません。ほかのタブレットはもちろんApple社製のMacもiPhoneでさえも使う事はできません。
ApplePencilを使うためにiPadを使用するといっても過言ではないほど、革新的なアイテムです。
第一世代と第二世代の違い
ApplePencilは現時点(2021年5月)で【第一世代】【第二世代】の2種類あり、見た目や機能に違いがあります。
ここでは、それぞれのモデルを比較します。
スペックの比較
第一世代 | 第二世代 | |
形状 | 円柱(丸のみ) | 角柱(平らな部分がある) |
長さ | 175.7mm | 166mm |
重さ | 20.7g | 20.7g |
価格 | 11,880円(税込) | 15,950円(税込) |
限定機能 | タッチセンサー | |
対応iPad | 12.9インチiPad Pro(第1世代/第2世代) 10.5インチiPad Pro 9.7インチiPad Pro iPad(第6~8世代) iPad Air(第3世代) iPad mini(第5世代) | 12.9インチiPad Pro(第3世代/第4世代) 11インチiPad Pro(第1世代/第2世代) |
ペアリング・充電方法 | コネクターに差し込む | ワイヤレス |
形状はほぼ同サイズですが、第二世代は平らな角部分があるため転がりにくい工夫が施されています。
価格差がまだあり、第二世代が約4,000円高いです。(2021年4月)
タッチセンサーについて
第二世代にのみ搭載されている機能で、ペンを軽くタップする事でツールの切り替えが可能になります。
例えばお絵かきアプリなどでペン→消しゴムの切り替えがタップ一つで可能になるので、デバイスでの操作の手間が省かれます。
お絵かき専用のペンタブレットなどでは搭載されている機能ですね。
この機能に対応するお絵描きアプリ(例:クリスタなど)も増えており、お絵かき専用のペンタブレットと遜色ない使いやすさです。
設定方法
iPadの【設定】→【Apple Pencil】→【ダブルタップ】で設定できるようです。
設定画面は以下サイトより引用しました。
【徹底解説】Apple Pencilの使い方・できること・活用方法まとめ | リブウェル! (livewell-m.com)
対応iPadの違い
ApplePencilのモデルはそれぞれ対応するiPadが違います。
第一世代 | 第二世代 | |
対応iPad | 12.9インチiPad Pro(第1世代/第2世代) 10.5インチiPad Pro 9.7インチiPad Pro iPad(第6~8世代) iPad Air(第3世代) iPad mini(第5世代) | 12.9インチiPad Pro(第3世代/第4世代) 11インチiPad Pro(第1世代/第2世代) |
特にiPadProの第一世代、第二世代はサイズにより対応のApplePencilが異なるので注意が必要です。
新登場のiPad第8世代(2020年9月発売)はApplePencil第一世代に対応なので、新しくても第二世代という事ではないようです。
ペアリング・充電方法
iPadでApplePencilを使用するにはBluetoothで接続するペアリングが必要です。
ApplePencilのモデルにより方法が異なります。
第一世代 | 第二世代 | |
ペアリング・充電方法 | コネクターに差し込む | ワイヤレス |
ちなみに第一、第二世代ともにiPad側でBluetoothをONの設定が必要があります。
第一世代ペアリング・充電方法
第一世代のペアリングと充電の方法は馴染みの深い、アダプタに直接ペンを挿し込む方法です。
ApplePencilのお尻の部分カバーを外すとコネクターが内蔵されています。
iPadのアダプタに接続ペアリングと充電が開始されます。
御覧の通り、ApplePencilが突き出た状態のため折らないように注意が必要です。
iPadに接続する以外にも充電ができます。
ApplePencil同梱のアダプタをLightningケーブルに装着すれば充電可能です。
第二世代ペアリング・充電方法
第二世代充電画像は下記サイトより引用
「Apple Pencil」を充電する方法 | iPad Wave (ipodwave.com)
第二世代はApplePencilに磁力がありますので、iPadの側面に接着するだけでペアリングと充電が開始します。
尚、第二世代はiPadが無しで充電できません。
価格面の比較
ここではそれぞれの対応するiPad含む価格で安値と高値を比較しました。
※価格は2021年5月時点、中古を含む入手可能な商品価格を掲載しております。
ApplePencil第一世代 | ApplePencil第二世代 | |
最安値 | iPad(第六世代):28,000円 +ApplePencil第一世代:11,880円 =39,880円 | 11インチiPadPro(第二世代):80,000円 +ApplePencil第二世代:15,950円 =95,950円 |
最高値 | iPad(第8世代):38,200円 or iPad Air(第3世代):49,800円 +ApplePencil第一世代:11,880円 =50,080円 or 61,680円 | 12.9インチiPad Pro(第四世代):100,000円 +ApplePencil第二世代:15,950円 =115,950円 |
約50,000円の価格差をどう見るか?という事になりそうです。
第一世代と第二世代どちらを買うべきか?
ここまでご覧いただければ、iPadとApplePencilのモデルは対応が決まっているので、
どちらのApplePencilか?ではなくどのiPadなのか?が大事だという事がお分かりかと思います。
そしてiPadとApplePencilを同時購入される場合でもApplePencilよりiPad選びを重要視すべきです。
なぜならApplePencilは多少の機能差はありますが、iPad選びに比べれば、価格も機能も些細な違いです。
強いてどちらのApplePencilを選ぶか?と言われれば、個人的にはApplePencil第一世代を選択します。
対応するiPadを含めて価格がかなり抑えられ、コスパが高いのが理由です。
対応するiPadを含めて価格がかなり抑えられ、コスパが高いのが理由です。
まとめ
今回はApplePencilの第一世代・第二世代の性能比較と選び方について紹介しました。
既に該当iPadを所有している方はApplePencil選びの参考にしていただければと思います。
第一世代 | 第二世代 | |
対応iPad | 12.9インチiPad Pro(第1世代/第2世代) 10.5インチiPad Pro 9.7インチiPad Pro iPad(第6~8世代) iPad Air(第3世代) iPad mini(第5世代) | 12.9インチiPad Pro(第3世代/第4世代) 11インチiPad Pro(第1世代/第2世代) |
また、iPadとApplePencilを使ってみたいとお考えの方も是非参考にしてください。
次回は実際にApplePencilを使ってできる事を紹介したいと思います。