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『【レビュー】モルフォ人体デッサンで絵は上達する?全部模写してみた効果とおすすめの使い方』

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また当サイトの作画製作は全て【ClipStudio】を使用しております。

今回は【モルフォ人体デッサン】という本について紹介します。

この本について知りたい方、買おうか迷っている人の参考になれば幸いです。

この記事はこんな疑問を解決するかも・・・

  • 「モルフォ人体デッサンって本当に初心者でも効果ある?」
  • 「難しそうだけど、どうやって使えばいいの?」
  • 「買ったはいいものの、挫折しそう…」

どうも、新崎です。

この記事を書いてる人
新崎

独学で漫画やイラストを描いて小銭を稼ぎたい。

  • 画学歴なし。全て我流。好き勝手に絵を描いてます。
  • 絵を描いている事を周りに知られたく無い人。

私はこの本を購入してすべての絵を模写しました。

そんな私からこの『本で練習すれば絵がうまくなるのか?』について結論。

目次

そんなに変わらない。

めがね

・・。

新崎

まぁ、少し待ちたまへ・・

残念ながら『スゲー上手くなったぜ!!』とは言えないのが現実。

ただ、ただですよ。目に見えるほどの上達は無いものの、確実に得るものはあります!(断言)

そこで今回は1冊まるまる模写した私が実践前後でどのような効果があったのか?

リアルな効果や挫折しないためのやり方を徹底解説します。

モルフォ人体デッサンとは

言わずと知れたデッサン書です。

アーティスティックで総合的な人体デッサンのアプローチ、モルフォロジー(形態学)の視点から、人体の描き方を紹介。骨格や筋肉組織、解剖ディテール、動作の様子など、新たな視点から人体を観察するヒント満載。必読の1冊!!

グラフィック社HPより抜粋

とにかくアマゾンで高評価な人体デッサン書です。(2022年9月時点 amazon評価 ★4.6/5) コメントなどもおおむね好意的で、読んでると欲しくなります。

本の内容

内容画像をお見せする訳にはいかないので、ざっくりと紹介。

モルフォ人体デッサンの概要
  • 絵画のラフのような人物ポーズの絵が1pに2~3点ほど
  • 画風は絵画のようなリアル路線で、緻密だが鉛筆のラフっぽい荒い線。
  • 人体のパーツ毎で章に分かれている。
  • それぞれのパーツに対して骨→筋肉→皮膚の順番でイラスト掲載。
  • ほとんど文章による説明が無い。
  • イラスト用デッサンのはずだが、描き方に関する記載も無い。
  • 人体の構造に関して細かく描写されているが、あくまで形を見るためであり、正確かどうかは不明。

またこの本は【コデックス装】という特殊な装丁のため、本を開いた状態でキープできるのも特徴です。(上記画像参照)これがすごく見やすくて便利!!

この本から受ける印象は説明不要、ひたすら模写せよ!って感じです。

今回紹介の本が最もベーシックでその他にポーズや筋肉、服のしわなどシリーズ本が出版されております。

実践

それでは実際に模写したノートを見ていきましょう。尚、練習ノートなので、実際には掲載されていないポーズも描かれています。あしからず。

モルフォ以前

※規制があるため、♡を付けてます。ご容赦ください。

モルフォを始める前の模写です。この頃はネットで適当なモデルを探して模写してました。

パッと見で描けているようで、全然描けてない絵。関節が固かったり、ありえない方向に曲がっていたり、バランスがおかしかったり・・・

知識0、経験0の状態から絵を描くとこんな感じになると思います。

モルフォ開始

モルフォ開始時の模写です。全ての部位で最初に描くのは骨です。              当分の間、骨ばかり描いてました。正直飽きます。

一か月ごとの推移(4月~9月)

いろんな体型、パーツの練習ができます。

徐々にではありますが、人体の構造がわかった上で身体が描けるようになってます。

それができるようになると、バランスの取れた違和感のない全身が描けるようになるハズです。(そこまで達していない)

モルフォ1週目終了


上手に描けているかは別にして、本とにらめっこしなくてポーズがわかれば形を描けるようになります。

1週目終了時の感想:モルフォの実践前・実践後の比較画像

ご覧の通り、ぱっと見は『目に見えて上達した!』と言えるほどの違いはありません。

ただ、人体の見方・描き方については大分変わりました。

これまでは見たままを描いていた感じ(実際にそうなんだけど)でしたが、実践後は特に筋肉については、位置や形が大まかに理解できていたので、見えないところも考慮した理屈で人体を描くことが身に付きつつあります。

良かった点と悪かった点

1週目が終了した時点で、改めてこの本の【良かった点】【悪かった点】をまとめてみます。

【良かった点】については、おススメ度として★5段階評価すると共にももう少し説明します。

良かった点

  • 筋肉を意識して人体を描くようになった。
  • 身体の厚みを意識して描くようになった。
  • 全身を描く事に対して苦手意識が少し無くなった。
  • 練習材料を探す手間が省ける
  • 安い
  • 長年愛用されているベーシックで安心の内容。

筋肉を意識して人体を描くようになった。

新崎

★★★★

この本の模写をすれば、人体のシルエットや形作っているのはほぼ筋肉だと理解します。

人の目は人体について違和感があるとすぐに感づくと言われており、それは最も身近にある物体の一つだからだそうです。

筋肉の形や他の筋肉とのつながりを知れば、自然で説得力のある人体を描く事ができるに違いありません。


身体の厚みを意識して描くようになった。

新崎

★★★

これまで人体を描くと筋肉を意識しても平面的な絵を描きがちだった。(肩まわり・胴回り)

実際には側面や厚みがあり、ポーズにより位置が前後上下する。

この点についての意識が立体感や存在感のある人体を描くコツだと知る事ができた。
全身を描く事に対して苦手意識が少し無くなった。

以前は全身を描く事は苦手だった。もちろん今でも得意とは言えないが、以前に比べれば圧倒的に楽になった。

理由は先に述べて筋肉への理解と反復した模写によるトレーニングによるもの。



練習材料を探す手間が省ける。

新崎

★★★★★

これはこの本を最も推せる理由かもしれない。

模写のモデルなんて何でも良いのだが、いざ探してみると意外と面倒。本を開けばすぐに模写が始められるのは大きなメリット。

絵の練習をしたいと思っても地味に面倒なのが、デッサンの題材(モデル)を探すことです。

これまではネットでデッサンのモデルとなる画像を検索していました。Pintarestなど画像専門のサイトは便利なのですが、練習前に検索するという作業を毎回するのはかなり面倒です。

また希望のポーズを探したり、どんなポーズを探したら良いのかを考えるも意外と大変です。(ネット検索してると関係ないページに目移りしてしまい、無駄に時間も奪われますし。)

他にもデッサン人形の購入も考えましたが、かなり高価ですし。


絵を描く習慣がついた。

新崎

★★★

残念ながら、習慣にまでは至っていません。が、描くことへのハードルはかなり下がった模様。



安い

新崎

★★★★

デッサン集の中でも格安。しかも大容量319ページ。コスパは抜群!!            とりあえず始めてみたい人には最適。



長年愛用されているベーシックで安心の内容

新崎

★★★

Amazonでの高評価はもちろん、新しい内容でないにもかかわらず今もなお愛読されている事から、間違いなく良本。

この本で練習する事はまず間違いありません。


悪かった点

もちろん【悪かった点】もあります。

  • 描き方を教えてくれない。
  • 絵が古い。
  • 筋肉のつながり・位置がわかりづらいところもある。
  • 顔は描けない。

描き方は教えてくれない。

絵の描き方に関する記述はありません。掲載ありません。

なので、描き方に悩んだら、下記の記事で描き方講座をまとめてあるのでご覧ください。(親切)



絵が古い。

古いという言い方は語弊があり、絵画(リアル)路線なので、流行りのイラストとの親和性は低いです。ここからイラストへどう落とし込むかが腕の見せ所といった感じ。



筋肉のつながり・位置がわかりづらいところもある。

緻密に見えるモデル絵だけれど、色々な角度から見ると理解しづらいところも多々あります。この辺りが人体モデルとしては正確でないと言われる所以。ある程度の割り切りは必要です。


顔は描けない

顔を描く事はあまり無いため、顔の描き方が上達するとは思えない。

顔も人体なんですけどね・・。

挫折せず継続させるためのルール

とても良い本ではありますが、一冊模写するのは重労働です。楽しいって訳でもないので挫折してしまう人も多いと思います。

そこで模写するにあたり、以下のルールで取り組みました。

模写のルール
  • できるだけ毎日1~2p。やる気が起きない時はやらない。もしくは1、2ポーズで止める。
  • 消しゴムは使わない。
  • ラフで終わり、清書しない。
  • 失敗しても、そのままとにかく進む。
  • 同じ様なポーズが出たら、お手本は見ずイメージで描く。

とにかくどんな形でも完走する事を重視しました。1日2~30分程度。

あたまで覚えるのでは無く、身に付ける感覚。そのためにはとにかく反復、毎日描く習慣づけが大事です。道具はこだわりはありません。適当なノートにシャーペンです。

楽に少しずつ、しかし確実に行えば1冊まるごと模写は十分できます。

まとめ

あくまで1週目が終わっただけなので、得られる効果はまだまだあるのかもしれませんが、私の感想は以上です。

この本は何度も使えるので、人体を上手に描けるようになりたい方にはおススメです。

下手に色々な本を買うより、黙ってこれだけ描いていればいいんじゃないかな?

2週目に突入し、終了したら検証してみたいと思います。

という事で今回は以上となります。

ご精読ありがとうございました。また次回をお楽しみに!

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