どうも、tanusukeです。
久しぶりにFF7のティファを描くことにしました。
私は定期的にティファを描く事で実力測定をしています。同じ被写体だから以前との比較がしやすいのですね。(描くネタがなくなったとかそういうのでは無い・・・)
ちなみに前回のティファ作品はこちら。

一応作画に関する目標としては、これまでのノウハウを使ってアニメ塗りで仕上げる事。素人臭くない作品に仕上げる事とします。
前回の記事のマチュはそこそこうまく描けていて、素人っぽくなかったでしょ?


肌や顔がなかったので、多少逃げにも感じられるけど・・・

復讐も兼ねて、その辺りに挑戦します。
- アニメ塗りの手順の再確認
- 背景との同化ができるか?
- 素人臭くない作品に仕上げられるか?
手順と実践
下書き


なんだか最近はバックショットばかり描いている気がする。とにかくお尻の曲線が描きたいのです。
大ラフの髪の毛のふわっとした感じが下書きで表現できなかったのは悔やまれます。
下地


線入れの段階でふわっと感を戻せばよかったのですが、線の引き方が難しくて諦めました。前回の主線の仕上げ方を踏襲して、線の引き方や立体感を出す陰影などを施しました。
下塗りについては今まで通りの手順ですが、それほど多くは見えなくてもパーツが増えると手間と時間がかかりますね。
1影


ここでいきなりやらかしました。描いている最中は良かれと思ったのですが。
スカートの皮の質感を出すために1影で表現しようと変な感じで色を入れてしまったのです。
しかも何の資料も見ずになんとなくのフリーハンド奏法。
ここは普通に1影を塗っておけばよかった。
2影


2影は控えめに。これは前回同様。
3影


3影です。全体の質感や凹凸を表現するために柔らかく入れました。乗算レイヤーです。
なぜこの影色にしたかはよくわかりませんが、おそらく肌の色味を基準に判断してほかのパーツにも悪影響がなかったからそのまま採用したと思います。(いい加減)
ハイライト


前回はハイライトを塗ってから3影の順番でしたら、今回は逆になってました。特に意味はありません。加算(発光)レイヤーです。(覆い焼きとの違いがわからないのでどちらでもOK)
ちょっと髪の毛のハイライトは雑でしたね。
反射光


今回はこれまで入れ忘れていた反射光を入れました。通常レイヤーです。
線トレス



いまだに掴み切れていない感じがします。トレスした方が結果的に良いのかどうか。
おそらくトレスの仕方、色選びができていないのでしょう。課題です。
でもまつ毛のあたりのトレスは気に入っています。
背景



非常に簡単ではありますが、背景も描きました。一応資料を見て描いたので、何があるのかはしっかりと描けていて説得力があります。
後景をぼかして、前景はぼかさないので、コピーして分けて処理しました。
背景との馴染ませ



人物が背景に浮かないように背景の光の場所から影を追加しました。
もうちょっと丁寧に処理すればよかったと反省しています。
完成

ちょっと全体的に雑な感じになってしまったのが残念です。途中でフリーハンドで質感を出そうとしたのが失敗でした。その結果手描き感が悪いほうに出てしまって素人臭い仕上がりです。
線画はよかったのでその分もったいない。

でも結果的にどこで質感を出すように塗ればよかったのか
丁寧に仕上げるという大事さを作品に出てますね。最後の方は飽きてきて集中力が途切れてしまいました。
仮説の検証結果
- アニメ塗りの手順の再確認
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前回も確認しましたが、今回も同様の手順で仕上げました。ある程度やることが固定しないと作業が停滞するので今のやり方はとてもスムーズです。
- 背景との同化ができるか?
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最後に影を入れることでなじませる作戦はよかったです。線トレスもこの段階で調整すればもっとなじんだかも?とか思います。
- 素人臭くない作品に仕上げられるか?
-
相変わらず素人臭いです。ぷんぷんします。何がどうなのかが掴めてないので、どこを修正すればわかりませんが、目下は丁寧に作業することとフリーハンドで作業しないことでしょうか?
まとめと感想
今回はいろいろと雑になってしまった部分があるので、前回に軍配ですかね?
次回への課題としては
- 丁寧に描く
- 線トレス
- 質感の出し方
という事で今回は以上となります。
ご精読ありがとうございました。また次回をお楽しみに!