どうも、たぬすけ(@tanusuke)です。
今回は透ける水に濡れて透けるワイシャツが描けるようになる練習講座です。
イメージが湧いて描いてみるけど、実際にどういう手順で描いたら良いかってわからないですよね。
そんな感じのニッチなテクニックを学んでいきたいと思います。
- 初めから透ける絵は描かない。
- 思わぬ副産物がある。
いろんなWEBページを参考にして、マネしやすそうなのを実践して、結果が良かったので、その手順を紹介します。
手順と実践
元となる絵
元となる絵は必要です。まずはワイシャツを着ていない状態の絵。(左)※サイトのポリシー状、全体を見せることはできませんので、あしからず。
そして、新しいレイヤーを追加してワイシャツの絵を描き、白く塗りつぶしました。
しわを描き込む
白いワイシャツにしわの線を描き込みます。濡れた感じをイメージして身体のラインに沿った線を入れるとよいです。(左)
この段階でワイシャツのレイヤー濃度を薄くすると透けた感じになります。が、全て均等に透けてしまうので、コレジャナイ。
スクリーンレイヤーを追加する
ワイシャツのレイヤーの上にスクリーンレイヤーを追加します。透かしたい箇所を黒で塗ります。(左の画像は通常レイヤーした状態)
その上でワイシャツレイヤーの濃度を低くするとスクリーンレイヤーで塗った部分だけ透けてきます。ちょうど良い濃度で調整しましょう。
ポイントは襟や手首の部分は厚い布なので、透けないので、ここは透かしません。
スクリーンレイヤーはワイシャツレイヤーにクリッピングはしません。クリッピングしてしまうとワイシャツレイヤーの濃度につられてしまうため。
ワイシャツレイヤーは残しておく
これまでの手順通りに行えば、問題ないのですが、透けワイシャツの描き方で調べるとワイシャツレイヤーをスクリーンにして黒を塗るように書いてある場合があります。しかし、それだと塗った箇所が均一に透けすぎてしまい、違和感があります。
ですので、スクリーンレイヤーは別で用意して、ワイシャツレイヤーの濃度で調整することで、ちょうどいい感じの透け感がでます。
ハイライトと影
スクリーンレイヤーの上にレイヤーを追加して、ハイライトと影を入れます。
シワの線を消して完成
シワの線は邪魔なので、非表示にした方が見栄えは良いでしょう。完成です。
副産物
スクリーンレイヤーと主線を消して、ワイシャツを100%にするとワイシャツにハイライトと影が残ります。
するとちょうど良い感じのワイシャツのシワが残り、いい感じのワイシャツが描けてました。
これは思わぬ副産物。
手順は以上です。
まとめ
意外と簡単に透けワイシャツといい感じのワイシャツが描けてしまって、一石二鳥。
使い道が結構ありそうなので、ぜひマスターしたいですね。
という事で今回は以上となります。
ご精読ありがとうございました。また次回をお楽しみに!