どうも、タヌスケ(@sinzakki02)です。
今回は背景、パースについての講座を実践したいと思います。
実は苦手意識を持ってまして、これまで避けていました。
『難しそう』とか『用語やツールの使い方がわからない』と食わず嫌いだったわけです。
でもイラストを描く上で背景は絶対必要です。背景がしっかり描かれたイラストは見栄えがしますよね?
イラストを向上させる上で避けて通れない道。そのためにはパースの知識や記述は不可欠です。
今回は知識も技術も0の私でもはじめられるような初心者向けの講座をチョイスしました。
背景やパースは勉強したいけど苦手意識のある方は一緒に学びませんか?
例によって数ある講座動画の中から厳選したものをご紹介いたします。
- 初心者でも大丈夫!パース定規入門【超入門講座#34】/ディープブリザード
- 【超初心者にもわかる】パース入門:一点透視図法/漫画素材工房
それでははじめましょう!!
イラスト講座実践記録では、テクニックやノウハウに関する講座と実践した感想や結果を紹介しています。
【ディープブリザード 】初心者でも大丈夫!パース定規入門【超入門講座#34】
ひさびさの魔王様動画です。
超初心者向けの動画としておりますが、なかなかのスピードで展開するため、【パース】や【透視法】について学ぶには難しいです。実践編ではいきなり2点透視で描かれるので、正直ついていけません。
難易度としては一点透視図法<二点透視<三点透視 じゃないですかね?折角なら、一点透視図法からしっかりと学びたいと考え、魔王様動画の実践編は今回保留としました。
なので、この動画では【パース定規】の使い方をサラッとわかれば十分だと思います。
【漫画素材工房】【超初心者にもわかる】パース入門:一点透視図法
このブログでは初めて紹介する【漫画素材工房】さんの動画です。
人体の描き方など非常に簡潔に要点がまとめられた動画ばかりでおススメです。
今回紹介する動画ではパースの説明と一点透視図法の実践があり、超初心者の私でもなんとか食らいつけそうです。
ただ、こちらはクリスタの使い方やパース定規についてはあまり紹介は無いので、さきほどの魔王様動画と併せてご覧になるのが良いと思います。
実践
では、『パース入門一点透視図法』で紹介されている和室を描いてみよう!!
セッティング
お絵描きを始める前の画面セッティングとして【グリッド線】を表示します。
グリッド線というのは包含紙などにある縦横に均等にひかれた線の事です。(画像の背景にあるキャンバスに薄く引いてある線がソレです)
クリスタではメニューバーの【表示】→グリッドにチェックマークがつけば表示されます。
グリッド線の細かさについては【グリッド・ルーラーの設定】→グリッド設定の間隔で調整します。
幅はお好みでいいんじゃないですか?大きすぎても使えないし、細かすぎると邪魔ですからね。
平面図を描く
一般的な描き方かどうかはわかりませんが、この動画で教えてくれる方法として、まず平面図を描くそうです。→他の動画でもこのような方法での描き方を紹介していました。部屋の中の配置やサイズ・距離感を立体にしやすいようです。
先ほどのグリッド線とパース定規があれば、フリーハンドで綺麗に描く事が出来ます。
※パース定規の出し方(クリスタの場合):レイヤー→定規・コマ枠→パース定規の作成
一度線を引いてから要らないところを消す方が簡単なので、ベクターレイヤーで描いた方が修正しやすいです。
ちなみに動画では部屋の大きさが〇〇cmとか棚が〇〇cmとか言ってますが、とりあえず無視でいいです。わかりづらくなるので。
平面図を立体にする
平面図を【遠近ゆがみ】をつかって床面にします。
【遠近ゆがみ】は少し使いずらいですが、グリッド線を目印にして下のような形にします。
目安としては、この後に描く、立て線(高さの線)の高さが左下の正方形の2.5倍の長さになる予定なので、それから逆算してこのキャンバスに収まるような長さが必要です。(私の場合6マスとしました。)
なので、左下の正方形が6マスになるように形をゆがめましょう。
うまく整えたら、【パース定規】で四隅の消失点とアイラインを決めます。
続いて、四隅から上へ縦に線を引き、手前の2本は先ほど説明した正方形の2.5倍の長さにします。そして、そこから消失点に向かって線を引き、奥の2本との交点で奥の2本を結ぶ横線を引きます。
わかりづらかったら、上の図の感じで線を引けばOK。×印は消す線です。
ちなみにこの後向こう側の壁に襖を描きます。(平面図で省略した部分)が、ここでは省略します。
棚を描く
説明するより、下の図を見てもらった方が早いと思います。
【パース定規】を使う事で、簡単に違和感なく綺麗な線も引けます。便利さを実感します。
文字で説明すると難しそうになってしまいますが、実際にやってみるとあっという間です。これで棚の輪郭は完成。
描き込んで仕上げ
あとはそれっぽく仕上げるだけです。動画同様に装飾や細かな部分も描き込んでいきます。
本当にグリッド線とパース定規のお陰でフリーハンドで背景が描けちゃいます。そのお手軽さは苦手意識を無くしてくれそうです。
完成
まとめ
どうでしたか?
ノウハウを学ぶのが目的なので、完成は大分雑ではありますが、それでも背景っぽいのを自分の手で描けたのは物凄く達成感あります。
ぜひ挑戦してみてください。
まだまだ一点透視図法もままなりませんが、これから二点・三点にも挑戦して行きたいと考えております。
よろしければお付き合いください。
今回は以上です。ご精読ありがとうございました。
次回もお楽しみください。