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【イラスト講座実践記録】人物の髪・肌・服のセンスに頼らない色選び入門!

どうも、タヌスケ(@sinzakki02)です。

今回は【人物の色塗り】についての講座を紹介します。

これまでも人を描いて塗ってましたが、なんとなく、こんな感じで・・・とはっきりとした理由もなく色を決めてました。

しかし、どうやら何となくやセンスに頼らない色選びがあるようですので、紹介します。

この記事はこんな人にオススメ
  • 色選びに自信が持てない人。
  • 配色にまとまり無くて、悩んでいる人。

例によって数ある講座動画の中から厳選したものをご紹介いたします。

今回紹介する動画はコチラ
  • 色使いはセンスじゃ無い!【超入門講座#04】/ディープブリザード

イラスト講座実践記録では、テクニックやノウハウに関する講座と実践した感想や結果を紹介しています。

それでは始めましょう!!

目次

色使いはセンスじゃ無い!【超入門講座#04】

違和感の無い色選び

今回の講座は人物を描く上で違和感の無い色選びについて紹介されてました。

人物といっても大まかにパーツ分けて髪・肌・服でどんな色で塗ればい良いのか?という事です。もちろん何色で塗っても構わないのですが、色同士が喧嘩して見栄えが悪くなくなったり、違和感を与えてしまう事があります。

そうした事態を避ける方法の一つとして今回の動画では明度と彩度の近さが重要だと言っています。近い色で揃えることで色に統一感のあるイラストになるそうです。

明度と彩度のバラつきがない色選びをすると違和感が少ないという事

具体的に言うと・・・

色は色相・明度・彩度の組み合わせで図表化されてます。お馴染みのカラーサークルです。

御覧の通り、明度は色の明暗彩度は色の鮮やかさを表しております。

【違和感の少ない配色】=【明度と彩度のバラつきがない色選び】とはこの明度と彩度の四角の中で同じような位置にある色を使う事を指します。

ちなみに今回の色選びについて色相は関係ないので、赤だとか青だとかの色選びの話ではありません。

めがね

それって色選び、、、なのか?

たぬすけ

あくまで色選びの補足的な要素と考えた方がよさそう

実際、違和感を感じるか感じないかは感覚の違いです。赤か青かというより、選んだ色同士が喧嘩しない方法という風に解釈してます。

なお、今回除外した色相については下記の記事で紹介してますので、併せてご覧ください。

いきなりですが、質問です。

Q この絵の中で違和感を感じる配色はありますか?

*クリックで拡大できます。

講座で紹介された明度と彩度が近い色を使うことで違和感の少ない配色となっているのかについての実験です。

イラスト配色をカラーサークルで表示するとこの様になっています。

A 左の絵だけが明度・彩度に統一感の無い配色がされています。

実際見てみると、それほど違和感を感じなかったり、逆に揃えてある方に違和感を感じたりするのではないでしょうか?

恐らくそれは明度・彩度によるものではなく、色相で選ばれた色自体が問題である気がします。(色選びのセンス)

めがね

結局センスじゃんww

・・・まぁ、ほぼ結論が出てしまいましたが、もう少し掘り下げてみたいと思います。

配色の例外とルール

この動画の内容を実践してみると色々例外やルールがあるんじゃないかと思えてきました。それについて紹介します。

黒髪は例外では無かろうか?

ルールに則った配色すると、黒髪にした時点でモノトーン以外の配色はできない事になります。

先ほどの絵で見てみましょう。

髪も服も肌も明度・彩度がバラバラですが、髪色(右上)に注目すると黒髪なので明度・彩度が0に近い位置にあります。

黒髪に合わせて、服・肌の色を変えて見たのが次のイラストです。

こんな感じになります。

めがね

これはこれで良い

確かに違和感の無い配色ではある。ただ、黒髪にすると大体こんな感じの配色しかできないこと事になります。

黒髪の人物が全員こんな感じの配色ではそれこそ違和感しかありません。つまり黒髪は例外とすべきだと考えます。

黒髪は明度・彩度のルールでは例外

どこ色をベース色にするか?

ベースとする彩度・明度をどこにするか?というお話です。

例えば髪、肌、服の中でどこをベース色にするかによって、全体の色選びも違ってきます。

次のイラストの配色はあえて服の色だけ明度・彩度がズレています

髪や肌の色をベースにして、明度・彩度に合わせることで違和感の少ない服色をチョイスする事が可能です。

一方で服色をベースにして、髪・肌の明度・彩度を合わせたらこうなりました。

どちらも明度・彩度が揃った、違和感の少ない配色ですが、違和感しかありませんね?

肝心なのは、人間の肌は髪や服のように奇抜な明度や彩度にはならないという事です。

つまり他のパーツが肌色に合わせる方が簡単な訳です。

明度・彩度は肌色をベース色にした方が良い!

めがね

ん?って事は肌の色に対応する服しか着れない訳?

たぬすけ

うっ・・・・

例外は例外では無い。

Q これまでを踏まえてこの3枚のイラストで正しい配色はどれだろうか?

めがね

黒髪は例外、肌色をベースにすると・・・・水色の服!!

たぬすけ

正解・・・だが

カラーパレットを見てみよう。

水色は肌色をベースに合わせているので違和感はない。

黒も黒髪をベースに合わせている。この場合は肌色が例外になってしまうが、違和感を感じるだろうか?私は感じなかった。

赤については髪も肌も服もバラバラだ。では違和感を感じるか?個人的にはそうでも無い。

めがね

???・・・・つまり?

たぬすけ

色選びはセンスだ!!

色選びの解決策

センスを磨くには何をすればよいのでしょうか?

結局のところ、試行錯誤してしっくりくる色を探すしかないのだと思います。ジ絵であれば試行錯誤が簡単にできるので、その中でセンスが磨かれてくるのではないでしょうか?

まとめ

今回は人物の色塗りについていかがだったでしょうか?

個人的には色の選択はその人の色彩感覚が大きく影響するので、どの色を配色したら良いか?というのは決まりがないものだと思ってます。

ただ、今回学んだのは一般的に違和感を感じさせない、基本ルールのようなものだと思います。

これを土台に自分でアレンジして行くのが良いのかと感じました。

やはりこれも練習と経験値の積み重ねしか無いようです。

ご精読ありがとうございました。次回もお楽しみに!

記事のアイキャッチはPixivでも公開してます。よかったら見てね!

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