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【イラスト講座実践記録】肌色の塗り方を極めよう!

どうも、たぬすけ(@keisuketadanuki)です。

今回は【肌の塗り方】に関する講座実践記録です。

前回はGTCvsグリザイユという事で色の塗り方について比較してみました。そこで感じたのは、そもそも『塗る技術が今一つだな。』という事です。

つまりは

どこに光が当たって、どういう影ができて、どんな感じの色を選んで、どんな感じの効果を入れた方がいいのか?というのがよくわかっていない。という事です。

めがね

まだ自分の絵を探しに行けるレベルじゃなかったか・・・

これまでもパーツ別の色塗り講座は実践してきましたが、意外と【肌の塗り方】については未履修だったので、今回実践する事にしました。

この記事で得られる情報
  • 人肌を上手に塗る方法を解説してます。
  • 全体的なカゲの取り方についても私なりの方法を紹介してます。

これまでも影の入れ方、色の選択などを学んできましたが、肌は少し特殊。光が反射しずらい、体や腕などのパーツは円柱状であるなど、人肌だからこその塗り方があるようです。

こうしたポイントを抑える事で仕上がりが全く違ってくるはずです。講座で学び実践してみました。

イラスト講座実践記録では、テクニックやノウハウに関する講座と実践した感想や結果を紹介しています。

目次

今回の教材

【黒崎ココ】さんの記事を参考にさせていただき、実践しました。非常に見やすく、丁寧な解説なのでおススメです。

めがね

イラストも可愛いんだ。コレが。

実践開始

完成までの工程

一通りの工程はこんな感じです。

  1. 下書き
  2. 線入れ
  3. 1影
  4. 2影
  5. 丸み影
  6. 落ち影
  7. 赤み、青みの追加
  8. 赤みを追加
  9. ハイライト
  10. 反射光
  11. 諸々調整
めがね

結構あるな・・・

下書き・線入れ→ベース色

この辺りは説明不要。何かの動画で紹介されていたので、濃い影の部分や協調したい部分は線画で影を入れてみました。が、この後に役に立つことはありませんでした。

ベース色

瞳については線入れしたのですが、塗りの段階で消しました。瞳については線があった方が良いのかどうかは好みが分かれるかもしれません。

1影

最後まで進めていくと、一影が一番重要で難しいです。

影と言えば乗算レイヤーを選択したくなりますが、【通常レイヤー】を使用して、肌のベース色にクリッピングします。

選択する色については自由ですが参考まで(H13S28V93)

塗り方としては【不透明水彩】でざっくりと塗った後に淵を【色混ぜ・ぼかしツール】で馴染ませます。

また【エアブラシ】でグラデーションを入れるとさらに自然な仕上がりになります。

1影を塗った範囲

1影を塗った範囲を見やすく青くしてますが、塗っていない箇所が無いくらいに塗ります。

影色一色で凹凸を表現できる位に塗り込むことが大事!

めがね

グリザイユみたい・・

※講座では顔と体を別に紹介してますが、この記事では一緒に塗ってしまってます。

たぬすけ

顔は影を入れ過ぎないことがポイント

2影

特に濃い影の部分に2影を塗ります。カゲ色は(H0S37V74)

こちらも【通常レイヤー】で不透明水彩を使用して塗ります。

2影を塗った部分

この影については【ボカしすぎない】事がポイント。くっきりとした影を塗り込み、淵の部分を【色混ぜ・ぼかしツール】で馴染ませます。

丸み影

次はあまり聞きなれない【丸み影】。と言っても難しい事ではなく、人間の体は筒状なので、その丸みを表現するために影を入れるという事です。

色は(H24S32V91)【乗算レイヤー】で体の淵に沿って【エアブラシ】で塗っていきます。

丸みを影を塗った個所

そんなに塗る箇所はありませんが、立体感がグッと出た気がします。

たぬすけ

こういった技術は教えてもらわないと自分では考えつかないな。

落ち影

顔の真下など物体があることで影が落ちる部分を【落ち影】というそうです。

カゲ色は(H20S23V84) 【乗算レイヤー】に影を入れます。

レイヤーは60%程度に不透明度を調整しました。(この辺は具合で調整)

たぬすけ

入れ過ぎると全体的に暗くなってしまうので、難しい。

赤み・青みの追加

肌の色を綺麗に見せるために【赤み・青み】を足していきます。

イメージとしては2影を青く塗って、淵を赤く塗る感じです。が、あんまり上手にできませんでした。

【オーバーレイレイヤー】に【エアブラシ】【透明水彩】を使用して塗り、不透明度を60%程度に調整してます。

青みを塗った場所
たぬすけ

ゴマかし気味です。

赤みを追加

肌の褐色を良く見せるために【赤み】を追加します。

先ほどの【赤み・青み】は2影のみでに塗る感じでしたが、今度の【赤み】は1影・2影問いません。

色は(H10S22V100)【乗算レイヤー】に【エアブラシ】でふわっと色を乗せます。仕上がったら、好みの透明度に調整します。(私は40%程度)

めがね

さっきの【赤み・青み】と意図は違うけど、混同しそう。

ハイライト

お待ちかねのハイライト。

たぬすけ

ハイライトを入れると一気に質感が出るから楽しい。

【加算(発光)レイヤー】でまず(H52S30V98)くらいの色で凸の部分を塗ります。

ポイントは【白】ではないという事(発光してるので、見た目は白でけど)

その上で、同じレイヤーでさらに頂点となる部分を【白】で塗ります。塗り終わったら透明度を調整(私は70%くらい)

めがね

塗りすぎ注意!!

反射光

2影の部分で入射光とは逆サイドの部分や地面からの光の反射を受けそうな部分に【反射光】を入れます。(何言ってるのかわからん)

色は(H213S34V100)【通常レイヤー】です。塗り終わったら透明度を調整します(75%くらい)

反射光とハイライトの頂点を塗った個所

ここでミスしました。反射光とその前のハイライトの頂点を同じレイヤーに入れてしまったのです。

塗った場所としては【緑】がハイライトの頂点。【赤】が反射光となります。

たぬすけ

仕上がりにはそんなに影響しないからOK

完成

瞳や髪も仕上げて完成!!

たぬすけ

今回は肌色がテーマなので、他のパーツはすっ飛ばしました。

めがね

ちょっと暗めの仕上がり。

たぬすけ

それでも、個人的には上々の出来だす!!

まとめ

いかがだったでしょうか?

たぬすけ

いやぁー正直めんどい。

とは言え、これまで私は機械的に1影、2影を一つ覚えで塗ってきました。結果、人肌も鉄も服も全部同じ塗り方だった訳です。

それが、肌は肌の塗り方をしないといけない事が発見でしたし、肌を塗れると絵を描くハードルが一気に低くなる気がします。

まだまだ指示通りにしか塗れませんが、慣れるまで練習し、徐々に自分の塗り方を模索したいと考えてます。

もちろん、その他のパーツについても新たに学ぶ必要を感じました。

それについてはまた別の記事で。

という事で今回は以上となります。

ご精読ありがとうございました。また次回をお楽しみに!

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