イラスト上達へ試行錯誤の記録です。

【イラスト講座実践記録】人物の主線(清書)をキレイに描く方法

どうも、タヌスケ99(@sinzakki02)です。

今回も主線について学びます。

前回の記事でも主線について触れました。

主線の役割や効果、描き方について考えてみた結果、【輪郭は太く描く】【内側の陰影・輪郭を表す線は細く描く】が良いのでないか?という結論に達しました。

これによりメリハリが出てモノクロで見やすいのはもちろんですが、より効果的だったのはカラーにした時です。

輪郭の存在感は残しつつ、内側の濃淡については控えめにすることで、カラーにしたときのいわゆる塗り絵のような素人っぽさを無くせる様な気がします(色トレスも加える)

めがね

線の効果はわかったけど、線画そのものに自信がない。

という人がいるので、今回は主線の描き方そのものを学びます。

例によって数ある講座動画の中から厳選したものをご紹介いたします。

今回紹介する動画はコチラ
  • プロの線画をなぞって一気にレベルアップ【超入門講座#74】ディープブリザード

それでははじめましょう!!

イラスト講座実践記録では、テクニックやノウハウに関する講座と実践した感想や結果を紹介しています。

目次

プロの線画をなぞって一気にレベルアップ【超入門講座#74】ディープブリザード

実際にプロの描いた下描きを元にトレスをして、描き方を学び、効果的な線の表現・引き方を学んでいきたいと思います。

受講前の準備と現状確認

と、その前に受講前の準備をしましょう。

今回はトレス(なぞり)なので、元となる教材を下記よりダウンロードしてください。

ついでに受講前に現状確認として、ダウンロードした下描きを予備知識なしで清書してみてはいかがでしょうか?

※ガイドフォルダは色々と解説が掛かれているので、見えないようにしておきましょう。

さらに余力があれば、オリジナルの下描きでの実践もどうぞ!

講座

ポイント

動画のポイント箇条書きにまとめてますと・・・・

  • 瞼は目頭から目じりに行って方向で線を引いていく。
  • 瞼の塗り潰しは線のタッチを活かしてもいい、塗り潰してもいいが、線画の時点で塗っておくことが大事。(色トレスで加工するため
  • 外側の線は太めに、内側の線は細く
  • 滑らかに線を引くには長く引くより、短い線をつなぐ方が良い。
  • 線をつなぐ、よじれた線を修正するのは【ベクター線の線つなぎ】
  • 線の太さは筆圧やタッチの強弱でつけており、ペン自体の太さは一定

実践1

それでは動画の内容を実践してみましたので、確認していきましょう。

画像比較

受講前後の線画の比較をしてみる。色付きは受講後の線画です。

線画だけというのは意外と見づらいので、違いを感じづらいかもしれません。

それでも受講後の方が外側の線画太いので見やすい印象はあります。ただ、それが実際に具体的にどう良いのか?はっきりと言えるほどの違いは感じないのが正直な感想です。

ただ、各パーツの線の引き方についてプロがどんな手順で描いているのかを知る事ができてとても勉強になります。

実践の感想

実践してみた感想を挙げてみると・・・

  • ベクターの【線つなぎ】は強力。使わない手は無い。
  • 瞼の内側をギザギザにすることで、まつ毛を表現しているのは使える。
  • 髪が重なる部分は前後を考えて手前が上になるようにしている。
  • 色塗りの引出し(特に瞳)の少なさに愕然とする。(プロのお手本と比べ)
  • 色塗りのサンプルは参考になった。

実践2

続いて、講座で習った内容をオリジナル作品で試してみました。

余力があれば、こちらにもチャレンジしてみてください。この記事のアイキャッチ画像の清書です。

アイキャッチ下書き

こちらでダウンロードしてください。→ダウンロードページ

画像比較

受講前後で比較してみます。

線画

講座では全くの下描きというよりもかなり整理された線ですので、迷いなく引けましたが、こちらの下絵は迷い線画多いのであいまい線の中から選ぶ苦労があるので、非常に難しいです。

でも実際に下描きってこんな感じでしょ?

そのため、受講前と後では選んでいる線に違いがあり、線の質以外で完成の出来が違う事がわかります。※必ずしも受講後が良い訳では無いという事。

もっと良い線を作っていくなら、この線画をさらに清書する事で格段にブラッシュアップするのが良いと思います。

めがね

面倒すぎる・・・

着色

色付けに関しはほぼ同じなので、線画の違いで色付け後のイラストに違いが出るのか?を見たかったです。

結果としては、【受講前】の方が好みですね。

めがね

オイっ!!

髪の描き方が【受講前】の方が上手く描けている。というのが理由です。

線の強弱が出ているのは【受講後】ですが、【受講前】の全ての線画太い・細いという訳では無く、基本は抑えられているので、正直な感想で言えば差が出るほどの違いは無かった訳でした。

実践2の感想

  • 瞳の描き方がわからず、筆が止まった。(早急に学習が必要)
  • ベクターレイヤーの線画に対する色トレスで戸惑う

ベクターレイヤーの色トレスについて・・・

正解かどうかはあやしいが、今回の解決方法を紹介しておこう。

ベクターレイヤーの線画に色トレスをするには、ベクターレイヤーの上にラスターレイヤーを追加してクリッピングすれば完了である。が、乗算をすると何色で塗っても線画の黒に飲まれて黒いだけなのだ。

※乗算で色トレスは前回記事の講座を参照ください→コチラ

これを解決するには、線画レイヤーをロックして直接色トレスすればよいのだが、ベクターレイヤーはロックができないのである。

そこで・・・ベクターレイヤーをラスターレイヤーに変換する

レイヤー4は【ベクターレイヤー】の線画だが、このままではロックできない。

そこで下記手順を行う

STEP
レイヤー4をコピー
STEP
レイヤーコマンド:【レイヤーの変換】で【ラスターレイヤー】に変換する。
STEP
レイヤー4コピーをロック
STEP
乗算色トレスが可能になる。

もっといい方法があるなら教えて欲しい。

まとめ

以上、線画のキレイな描き方についての講座実践でした。

結果的にはそれほど大きな違いは見られないかもしれませんが、プロの線画の描き方を知る事でこれまでのやり方が間違ってはいない事が確認できただけでも大きいです。

またかなり脱線しながら、今回の実践でも多くの事を学びました。

その中でも特に痛感したのが色塗りの未熟さ。

特に陰影・瞳に描き方は早急に学びたいと思います。

という事で今回は以上となります。

ご精読ありがとうございました。また次回をお楽しみに!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次