どうも、タヌスケ99(@sinzakki02)です。
今回も前回に引き続き髪の毛の描き方について学びます。
今回は【短期集中!髪の毛の描き方講座】の2回目。
前回の線画と基本的な色塗りを経て、いよいよイラストレーター直伝の塗り方講座を実践します。
- もっときれいな髪の毛に塗ってみたい!
- いろんなバリエーションの塗り方を試したい。
例によって、タメになりそうな講座をYoutubeより選りすぐりました。
- 【お絵かき講座】誰でも簡単一時間で塗れる髪の毛塗りかた講座/湊ゆう
イラスト実践記録ではイラストのノウハウを動画で学んだり、実践した過程や結果、感想、疑問などを記録しています。
【お絵かき講座】誰でも簡単一時間で塗れる髪の毛塗りかた講座
1時間という塗れる!という受け売りのため、内容は端折り気味ですが、何とか喰らいついていきます。
講座前
講座前の手習いがこちら。
これでもそれなりに手順を踏んで塗っているつもりなのですが、、なんだかパッとしないですね。
手順とポイント
動画の手順に沿って実践してみました。
光源の設定
ベース色については特に指定は無いので、普通に塗ります。
陰の入る方向を決めるため、光源の位置を決めます。わざわざ太陽マークとかは描かなくてOK。
ざっくりと大まかな影を塗る。
恐らく乗算レイヤー 不透明度70%
当たり前ですが、光源の逆側、光の当たらない場所に影を入れる。
今回は大まかにざっくり影を入れるのがポイントです。
影の色はベース色よりも一番暗い色?(動画でそう言っている)とにかく暗めの色を設定した方が良いようです。
ここで暗い色にすることでこの後の中間色が決まりやすいとの事。
細かい影を入れる。
乗算レイヤー 不透明度65%
髪同士が重なる影や髪の凹凸により光が届かない部分を塗る。
もっと濃い影
先ほどの大まかなカゲ色を表側の影とすると今回の細かなカゲは裏側の影。
濃度の違いで表現しよう。
とはいえ、この辺の影の違いはそれほど厳密では無い。結構ちょこちょこと工程を前後して手直しをしている。
覆い焼き(発光) 不透明度40%
ハイライト・・・ではないです。(多分)なので白では無く暖色系が良い。
状況に応じて色を変えると効果的。
昼間→黄色、夕方→オレンジ など。
キューティクル
乗算レイヤー 不透明度40%
髪の毛流れや艶を表現するために入れます。色は大まかな影色と同じでOK。
つむじから毛先に向かう髪の流れに沿って描くのがポイントです。
場合によっては、大まかな影色を削ってキューティクルを表現しても良し。
反射光など
不透明度60%
影色で重くなっている部分に寒色を入れて軽くする。(特に細かなカゲを入れた部分)
また、前髪に肌色に近い色(肌色、薄い黄色など)を入れる事で前髪に軽く、薄い印象を与え、目に注目させる効果があります。
いずれもスプレーでフワッと塗り、不透明度を調整して髪に馴染むようにする良いです。
全体に赤みをプラス
オーバーレイ 不透明度50%
チークだけでなく、髪の毛も含めて全体的足りない色をプラスする。
ここでは【緑】を入れてみました。※赤にこだわる必要は無いです。
髪の毛のちょい足し
一番上に通常レイヤーを追加。
少しばらけた髪などをプラスすることでリアル感アップ。
これで完成です。
ビフォア&アフター
厚みが出て、存在感が増した。
線画も良くなっているので、より良く見えます。
行程自体はそれほど複雑ではなかったです。塗っている影色の種類も講座前とさほど変わらないのに、これほどの違いが出ました。
カゲもヒカリもしっかりと入れる事。
講座前のイラストは影を細かく入れたり、影なのにボヤけた色使いでした。講座では大きく影を入れたり、しっかりと濃い色を入れる事でメリハリのある鮮やかな印象の着彩になりました。
また前回の基礎的な着彩と比較すると同じ工程も多かったですが、反射光やオーバーレイなどのテクニックを追加する事でさらに魅力的なイラストになりました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
かなり本格的な仕上がりで十分見ごたえのある色塗りができました。一方で手順としてはそれほど難しいテクニックも無く、極めてオーソドックスな塗り方だったと思います。ぜひ一度お試しください。
いよいよ次回は【短期集中!髪の毛の描き方講座】の最終回。集大成としてより高度な着色を学びたいと思います。こちらも是非ご覧ください。
今回は以上です。ご清聴ありがとうございました。
次回もお楽しみに。