どうも、タヌスケ99(@sinzakki02)です。
今回は髪の毛の描き方について学びます。
人物を描く上で重要な要素は【瞳】【肌】そして【髪】だと考えます。特に髪は複雑な動きや質感を表現が難しく、なかなか上手に描けません。
そこで今回を含めて【短期集中!髪の毛の書き方講座】として連続で3回髪の毛に関する講座を実践したいと思います。ほかの講座についてはこちら
初回の今回は線画の書き方と基礎的な塗り方を学びます。
- 髪の毛の線画の描き方を知りたい。
- 髪の毛の塗り方の基本を知りたい。
例によって、タメになりそうな講座をYoutubeより選りすぐりました。
- 簡単&劇的変化!キレイな髪の描き方【超入門講座#55】ディープブリザード
- 0からわかる!髪の毛の陰影のつけ方【超入門講座#40】/ディープブリザード
それでははじめましょう!!
イラスト講座実践記録では、テクニックやノウハウに関する講座と実践した感想や結果を紹介しています。
髪の毛を線画で描く
まずは線画についてです。
これまでもそれなりに描いていたつもりですが、やはり上手い人やプロの絵と比べると歴然たる差を感じます。
その理由の一部と少しでも上手に魅せられるテクニックを教えてもらいました。
講座前
まずは現状の実力診断?として髪の線画を描いてみました。3種類の髪形を描いた結果がコチラです。
手癖で描くとこんな感じです。
この絵を単体で見るとそれほど悪くないように思えますが、上手い人の絵を見た後だと違和感や物足りなさを感じます。
具体的に何が足りないのか?どうすれば上手に見えるのか?自己分析では原因も改善方法もわかりません。
簡単&劇的変化!キレイな髪の描き方【超入門講座#55】ディープブリザード
手順とポイント
左)受講前 右)受講後
大まかなポイントを箇条書きでまとめました。
- 毛先の分かれ目が一定にせずにランダムに分け目をつける。
- 髪の束を短冊と考える。裏表を意識して描く。
- 髪の流れは細い線・頭の形に沿って・髪の毛の裏側は多めに描く・髪束はランダムに。
ビフォア&アフター
動画のポイントを押さえたうえで先ほどの3種類の髪形を描きなおして、前後比較してみました。
完ぺきとは言えないものの確実に良くなってます。
こうやって比較してみるとBeforeは髪束が大きすぎてのっぺりとした印象で髪の柔らかさが伝わりません。
一報でAfterは髪束の先を細かくランダムにし、髪の裏表、髪の流れ線を入れた事でサラッとした髪質を感じることができます。
短冊の裏表表現が難しく、うまく描けませんでしたが、Beforeの絵に足りなかった部分を得ることができました。
髪の毛を塗る
線画が描けたら、今度は色塗りです。
髪の塗り方講座は検索すると様々な方法紹介されており、瞳と同様に十人十色だという事がわかります。
どんな塗り方でもいいとは思いますが、今回は基礎的な内容を押さえたいと思います。
講座前
例のごとく、色塗りも現状の状況把握です。
うろ覚えの知識と手癖で塗ってます。線画も講座前のものですのでのっぺり感がすごいですね。
一応ベース色、影1、影2、ハイライトなどの手順を踏んで塗ってます。我ながらさすがに良い出来とは言えませんが、これ以上どうしたらいいのかわかりません。
こんな状態の私でも上手に塗れるようになるのでしょうか?講座に期待が高まります。
0からわかる!髪の毛の陰影のつけ方【超入門講座#40】/ディープブリザード
工程とポイント
光の当たり方について
まずは簡単な図で理解する。
光源の位置を決めて、そこからの光の当たり方で陰影が決まってくるので、実際に塗ってみると分かりやすい。
陰(SHADE)と影(SHADOW)は違うものだと認識する事が必要。
大まかな陰影・ハイライトを入れる
左)簡単な図で色分けした通りに線画に色を入れるイメージ。
中)色分けした状態で塗ってみた。
右)自然な色に調整。ちなみに陰と影の色は同じでOK。
ここで色を作っておくと、あとで楽。
細かな陰影を入れる
髪の毛のボリュームによる陰や髪の毛が重なる事でできる影を入れていく。
先に程入れた大まかな陰影を削ったり、髪の毛の流れに沿ったカゲを入れるときれいに仕上げる。
→塗るより削る方が作業は楽!!
ハイライト
さきほどの大まかなハイライトの帯を目安に細かなハイライトを入れていく。
こちらも毛の流れに沿って描いた方が自然に見える。また帯から少し飛び出してもリアル。
※ディープブリザード的には控えめなハイライトがお好みの様です。
完成
講座の前後を比較してみる
- 陰影の色がはっきり色分けされて見た目のスッキリして立体感がある。
- ハイライトの位置も適格かつ適正な量でこちらもスッキリして見やすくなっている。
まとめ
髪の描き方講座第一回目でした。いかがだったでしょうか?
線画・塗りともに基本的な内容ですが、それでも大分きれいに塗れるようになりました。
特に塗に関してはまだまだ追加テクニックがあるので、残る2回の講座でさらに深堀していきたいと思います。
という事で今回は以上となります。
ご精読ありがとうございました。また次回をお楽しみに!